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親からもらう遺伝子で伝わる遺伝病と産み分け

その好ましくない遺伝病が、両親の遺伝子の組み合わせで、もし、男性の子にだけ発症するものなら、そして女性の子には発症しないものなら、発症しない性の子をもうけたいという人がいても当然です。男女が産み分けられたら、このすことができるはずです。それやこれやで、やはり遺伝の問題も、産み分けとは、切り離して考えられないのです。

ヒトはそれぞれ、その遺伝子座位に、同じ性質ですが対立する二つの遺伝子をもっています。それは例えば、色の識別という座位があるとして、これに関する二つの相対する遺伝子がAとaだとします。仮に、Aがものの色を正しく識別するという遺伝子、aが正しく識別しない遺伝子とでもしておきます。

この場合、二つの遺伝子の組み合わせはAA、Aa、aaの三通りあります。AAのときはAが現れます。aaのときはaが現れます。AA、aaのような組み合わせをホモ結合といいます。Aaのように異なる遺伝子の結合(ヘテロ結合)のときは、どうなるのでしょうか?
ヘテロ結合のときは、しばしば一方の遺伝の性質だけが現れることがあります。AaでAが現れ、aが現れないとき、Aは優性遺伝子、aは劣性遺伝子といいます。AaでAが現れるのは、優性遺伝です。Aaでaが現れるのが、劣性遺伝です。

伴性劣性遣伝とは

伴性劣性遺伝という遺伝のしかたがあります。これは、性染色体上にある遺伝子によって起きる現象で、男女の性によって、伝わり方に特徴的なパターンがあります。男あるいは女という性に伴って現れる遺伝なので、伴性遺伝です(前ぺlジ図参照)・伴性遺伝の代表例に血友病があります.XYのとき現れるので、男性に多いのですが、ある種の血友病は、まれに女性にも現れます。色盲も伴性劣性遺伝病です。男性に多くみほかにも遺伝病はたくさんありますが、こうした遺伝病が、もし、男性にだけ現れるものであるなら、その遺伝因子をもった両親は、遺伝病の現れない女の子を産むことを望むでしょう。もし、女性にだけ現れる遺伝病であるなら、やはり遺伝病の現れない男の子を産むことを望むに違いありません.こうした伴性劣性遺伝病の子を生まないようにする、これも、男女産み分け法の重要な一部です。